どうも、深野です。
今回は『近畿地方のある場所について』を観てきました。
結論から言うと……私にはあまり刺さらず、少し物足りない印象でした。
本記事はネタバレを含む批評寄りの感想になります。
作品を楽しんだ方や、未鑑賞で内容を知りたくない方はご注意ください。
作品概要
- 公開日:2025年8月8日
- 監督:白石晃士
- 脚本:大石徹也、白石晃士
- 原作者:背筋
- 上映時間:104分
あらすじ
オカルト雑誌の編集者が行方不明になった。
彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪事件や中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々だった。
同僚の編集部員・小沢悠生はオカルトライターの瀬野千紘とともに彼の行方を捜すうちに、それらの謎がすべて“近畿地方のある場所”につながっていることに気づく。
真相を確かめようと、2人は何かに導かれるようにその場所へと向かうが、そこは決して見つけてはならない禁断の場所だった。
(引用:映画.com)
観ていて浮かんだ疑問点
観賞中、頭に「?」が浮かぶシーンが多くありました。
(※あくまで個人の感想です)
- お札の意味が不明。「了」とは誰なのか?
- 赤楚さん演じる小沢が取り憑かれた理由
- 登場した幽霊の正体と目的
- 突然目が黒くなる描写の意味
- 謎の「石」の正体
- 最後の木に取り憑いている化け物は何者?
- 冒頭で流れた複数の動画の関連性
- 公営住宅で突然人が落ちてきた理由
- 絵本に出てきた「まさる」とは?
物足りなさを感じた理由
一番大きかったのは「要素を詰め込みすぎて、物語の線がつながらなかった」という点です。
伏線らしきものはたくさんありましたが、それぞれが回収されずに終わってしまい、結末での爽快感はほとんど得られませんでした。
また、宣伝や予告では「人間の怖さ(ヒトコワ)」を想像していたのに、実際は化け物が登場するオチ。
そのギャップもあって、期待との温度差が大きく感じられました。
良かったと感じた部分
批評が多めになってしまいましたが、良い点もありました。
- ロケ地の雰囲気がとてもリアルで、近畿地方の空気感がしっかり伝わってきた
- 一部の驚かせ演出(ジャンプスケア)は効果的
- キャスト陣の演技はしっかりしており、特に赤楚さんの迫真の表情は印象的
- 首吊り屋敷の部分はワクワクした
総評
個人的には、ストーリーの繋がりや伏線回収の不足が目立ち、消化不良のまま終わってしまいました。
原作を読むと背景が補完されるのかもしれませんが、今回はそこまで興味が湧かなかったのも正直なところです。
- 怖さ度:★☆☆☆☆(1/5)
- おすすめ度:★☆☆☆☆(1/5)
あくまで私の主観なので、気になる方はぜひ劇場で確かめてみてください。
同じ場所や演出でも、人によって感じ方は大きく変わるはずです。