どうも、深野です。
旅行から帰宅して、ほっと一息。
スーツケースを開けて荷物を片づけようとしたその時――なぜかまったく開かない!
「え、鍵なんて閉めてないのに!?」と焦って確認すると、肝心の鍵はスーツケースの中に入っていました…。
しかも私のスーツケースは TSA007タイプのロック。空港の職員ならマスターキーで開けられる便利な仕組みですが、家ではそんな人はいません。
結局、ドタバタの末に“ヘアピンでピッキング”する羽目に…。
今回はその笑える体験談と、TSAロックの仕組みや正しい対処法・予防策もあわせて紹介します。
TSAロックとは?
TSAロックとは、アメリカ運輸保安局(TSA)が認可したスーツケースの鍵システムです。
通常は自分でダイヤルや鍵を使って開閉しますが、空港のセキュリティ職員は「マスターキー」を使って解錠できます。
メリット:
- アメリカ旅行でもカギを壊されずに荷物検査してもらえる
- 安全性が高い
注意点:
- TSA職員しか持っていない「マスターキー」が必要
- 鍵がないと、開けるのは一気に難しくなる
(イメージ)

トラブル発生!家でスーツケースが開かない
旅行から戻り、荷物整理をしようとした矢先。
「ガチャガチャ…あれ?」「え、開かない…」
まさか帰宅後にこんな罠が待っているとは思いませんでした。
揺らす、叩く、ファスナーをにらむ。
最後には「お願いだから開いて!」と祈る始末(笑)。
でも結局、ビクともしませんでした。
最終手段…ヘアピンでピッキング
⚠️ 注意:以下はあくまで私の体験談です。真似は自己責任で!推奨はしません。
もうピッキングするしかない!と思い、何か鍵穴に入りそうな細いものを探していたら、ヘアピンを見つけたので、ヘアピンで挑戦してみました。
やり方はシンプルで、こんな感じです。
① ヘアピンを2個用意し、「区の字」型に曲げる

まずはヘアピンを2個準備して「区の字」になるように曲げて準備。
これで角度がつけられるので、鍵穴を回しやすくなります。
② 出っ張り部分を押すように区の字ピンを差し込む

鍵穴の出っ張り部分を押すイメージで、区の字にしたピンを差し込みます。
うまく合わないとビクともしません。
③ もう1本のピンで右回しをする

差し込んだピンはそのまま動かさず固定。もう1本のピンを差し込んで、右方向へ回します。
何度も固定するほうのヘアピンの位置を調整していると・・・
「クルッ」
奇跡的に開いてしまったのです。
部屋でひとり、思わず小さくガッツポーズ。
旅行中にこんな体験をするとは思いませんでした(笑)。
※掲載している写真ですが、写真を撮るときにヘアピンがズレてしまい、開けられたときのヘアピン位置を完全に示すことが出来ませんでした。すみません🙇
本来はどうするべき?安全な解決策
私のケースはレアな成功例ですが、普通は以下の方法が確実です。
- ホテルや空港のスタッフに相談
- 鍵開け専門の業者に依頼(費用は数千円~かかることが多い)
- メーカーサポートに連絡
- TSAロックの場合 → 空港職員が専用ツールで開けられる
焦ったときほど「まずはプロに頼む」ことが一番安心です。
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予防策:同じトラブルを避けるために
今回の件で学んだのは、ちょっとした準備でトラブルは防げるということ。
- スペアキーを必ず別のバッグに入れておく
- 南京錠やダイヤル式ロックを活用する
- ロック操作は「かけたつもり/かけてないつもり」を防ぐためダブルチェック
- TSAロックの特徴を理解し、緊急時はスタッフに相談できると知っておく
まとめ
帰宅後にスーツケースが開かないなんて、本当に想定外でした。
私は最終的にヘアピンで開けるという笑えるオチになりましたが、やっぱり正しい方法はメーカーや業者に頼むこと。
TSAロックは便利ですが、扱い方を誤ると「自分で鍵を閉じ込める」なんて事態にもなり得ます。
今回の体験が、誰かの予防策や参考になれば嬉しいです。
トラブルも後から振り返れば、ちょっとした笑い話になりますね。