どうも、深野です。
あなたは最近、「MBTI診断」で自分の性格タイプを調べてみましたか?
──でも、タイプを知ったあとに「で、どう生かせばいいの?」と迷う人も多いはず。
実は、自分のタイプに合った本を読むことこそが、自己理解を深める最短ルートなんです。
思考派のINTJ、感受性豊かなINFP、行動力抜群のESTP──。
同じ「読書」でも、タイプによって刺さるテーマや学び方がまったく違います。
この記事では、MBTI16タイプそれぞれに“心に刺さる1冊”を厳選しました!
「なぜその本が合うのか」まで解説しているので、
きっとあなたの中で「そうそう、こういう本を探してた!」という出会いがあるはずです。
- この本をどうやって選んだのか(選定基準)
- MBTI別おすすめ本まとめ
- INTJ(建築家)|戦略的に生きたいあなたへ
- INTP(論理学者)|考えることが生きがいのあなたに
- ENTJ(指揮官)|結果を出したいリーダータイプへ
- ENTP(討論者)|自由な発想で生きたいあなたに
- INFJ(提唱者)|理想と現実の間で悩むあなたへ
- INFP(仲介者)|繊細な心を大切にするあなたに
- ENFJ(主人公)|人を支えるのが好きなあなたに
- ENFP(運動家)|好奇心と情熱で生きるあなたに
- ISTJ(管理者)|着実に成果を出したいあなたに
- ISFJ(擁護者)|人のために頑張りすぎてしまうあなたへ
- ESTJ(幹部)|効率と正しさを重んじるあなたに
- ESFJ(領事官)|人との調和を大切にするあなたに
- ISTP(巨匠)|実践で学ぶのが好きなあなたに
- ISFP(冒険家)|自分の感性を信じたいあなたに
- ESTP(起業家)|スピードと行動で生きるあなたに
- ESFP(エンターテイナー)|今を楽しみたいあなたに
- 本を選ぶとき・読むときのコツ
- まとめ
この本をどうやって選んだのか(選定基準)
今回紹介している本は、SNSや動画のランキングをそのまま真似したものではありません。
MBTIの心理機能(例:Ni・Te・Fi・Neなど)と、各タイプの思考や価値観の傾向に基づいて選定しています。
MBTIは「どんな情報を信じやすいか」「どうやって判断を下すか」という、思考パターンの違いで構成されています。
たとえば──
- INTJ・ENTJタイプのように、論理や構造を重視するタイプには、
→ 思考を整理して戦略的に行動できる本(例:『エッセンシャル思考』『7つの習慣』) - INFJ・INFPタイプのように、内面の意味や価値観を大切にするタイプには、
→ 感情や人生観を深める哲学・心理系の本(例:『夜と霧』『反応しない練習』) - ESTP・ESFPタイプのように、体験や実感で学ぶタイプには、
→ 行動心理や対人スキルなど、すぐ使える実践的な内容(例:『影響力の武器』『嫌われる勇気』)
…というように、それぞれの性格特性に「読んでいて自然に腹落ちする」テーマを重視しています。
つまりこのリストは、人気や話題性ではなく、
MBTI理論と心理傾向の“相性”から選んだおすすめ本です。
自分のタイプだけでなく、真逆タイプの本も読んでみると、新しい発見があるかもしれません。
MBTI別おすすめ本まとめ
INTJ(建築家)|戦略的に生きたいあなたへ
おすすめ本:『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン
思考の整理が得意なINTJにとって、「最小で最大の成果を上げる」という哲学は共感度MAXです。
やることを減らして本質に集中する考え方が、効率と結果を両立させたいINTJにぴったり!
読んでいるうちに「頑張ること」より「選ぶこと」に価値を置けるようになります。
完璧を求めて疲れがちな人ほど、この本で心が軽くなるはずです。
INTP(論理学者)|考えることが生きがいのあなたに
おすすめ本:『考える技術・書く技術』バーバラ・ミント
論理構造を美しく整理するための実践書です。分析や推論を楽しむINTPにとって“思考を形にする”快感を味わえます。
「なぜそう考えるのか」を筋道立てて表現する訓練になるので、学びや発信にも役立ちます。
読後は、自分の頭の中が一気にクリアになったように感じるでしょう。
ENTJ(指揮官)|結果を出したいリーダータイプへ
おすすめ本:『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
成果を上げたいENTJにとって、「原則ドリブンで生きる」という考え方が強く響きます。
チームや組織を動かす立場の人に、マネジメントの軸と人間的成長の両方を与えてくれる一冊です。
「成功=効率」ではなく「成功=信頼」の視点に気づかされるでしょう。
ENTP(討論者)|自由な発想で生きたいあなたに
おすすめ本:『アイデアのつくり方』ジェームズ・W・ヤング
短いながらも深い本質が詰まったクリエイティブの教科書です。
情報の組み合わせで新しい発想を生み出すENTPにぴったりで、ページをめくるたびにワクワクします。
「ひらめき」も実は技術であるという事実に気づかせてくれる一冊です。
INFJ(提唱者)|理想と現実の間で悩むあなたへ
おすすめ本:『夜と霧』V.E.フランクル
人間の尊厳や意味を見出す力について深く考えさせられる名著です。
理想に生きたいINFJの使命感を支えてくれる、静かで力強い哲学が詰まっています。
読むたびに「自分の苦しみにも意味がある」と思えるようになります。
INFP(仲介者)|繊細な心を大切にするあなたに
おすすめ本:『反応しない練習』草薙龍瞬
感情に振り回されやすいINFPに、自分のペースで生きる方法を教えてくれる仏教心理書です。
優しさを失わずに心の軸を守るコツがわかりやすく書かれています。
読後は、静かな安心感が胸の中に広がるはずです。
ENFJ(主人公)|人を支えるのが好きなあなたに
おすすめ本:『人を動かす』D.カーネギー
人間関係の基本をわかりやすくまとめた古典的名著です。
ENFJが得意な共感力を、より「影響力」に変えていける内容になっています。
「相手を変えるより、自分の姿勢を整える」大切さに気づかされます。
ENFP(運動家)|好奇心と情熱で生きるあなたに
おすすめ本:『Think clearly』ロルフ・ドベリ
多くの情報に振り回されがちなENFPに、思考を整理する視点をくれる本です。
「考えすぎて動けない」を防ぎ、感情と論理のバランスを整えてくれます。
読んだあとは、不思議と心の中がすっきりして前向きになれます。
ISTJ(管理者)|着実に成果を出したいあなたに
おすすめ本:『トヨタのPDCA+F』桑原 晃弥
堅実で責任感の強いISTJにとって、理想的な実践マニュアルです。
確実に結果を出すための思考法が明快で、すぐに仕事や生活に応用できます。
読むたびに「やっぱり積み重ねが最強だ」と再確認できる本です。
ISFJ(擁護者)|人のために頑張りすぎてしまうあなたへ
おすすめ本:『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健
他人軸で動きがちなISFJに、「自分の軸で生きる」勇気をくれる一冊です。
やさしさを保ちながら、自分の心を守る方法がわかりやすく書かれています。
「もっと自分を大切にしていいんだ」と思えるようになります。
ESTJ(幹部)|効率と正しさを重んじるあなたに
おすすめ本:『ドラッカー名著集1 経営者の条件』P.F.ドラッカー
責任感が強く、組織の成果を重視するESTJにぴったりです。
「成果を上げるとは何か」という問いに、論理的かつ実践的に答えてくれます。
読後には、マネジメントへの姿勢が一段引き締まるでしょう。
ESFJ(領事官)|人との調和を大切にするあなたに
おすすめ本:『GIVE & TAKE』アダム・グラント
「人に優しくしたいけれど、損したくない」と感じるESFJにぴったりなバランス思考の本です。
他者貢献と自己成長を両立するためのヒントが詰まっています。
読んだあと、人との関わり方が少し柔らかくなるはずです。
ISTP(巨匠)|実践で学ぶのが好きなあなたに
おすすめ本:『エフォートレス思考』グレッグ・マキューン
「頑張るより、仕組みを作る」考え方を教えてくれる一冊です。
現実的で無駄を嫌うISTPにぴったりで、行動を効率化するヒントが豊富です。
読んだあとは、「力を抜いても成果は出せる」と感じられるでしょう。
ISFP(冒険家)|自分の感性を信じたいあなたに
おすすめ本:『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』ふろむだ
感性豊かなISFPに、「センスの使い方」を現実的に教えてくれる本です。
社会で自分らしく生きるためのバランス感覚が学べます。
“勘の良さ”を言語化できるようになり、行動の自信がつくはずです。
ESTP(起業家)|スピードと行動で生きるあなたに
おすすめ本:『影響力の武器』ロバート・B・チャルディーニ
交渉や営業、説得に強くなりたいESTPにぴったりの心理学本です。
「人が動く瞬間」のメカニズムが具体的に学べます。
読めばすぐに現場で使える実践知が身につきます。
ESFP(エンターテイナー)|今を楽しみたいあなたに
おすすめ本:『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン
変化を恐れずに行動できるESFPにぴったりの寓話的ベストセラーです。
短い物語の中に、「環境の変化をチャンスに変える力」が描かれています。
前向きで明るいESFPなら、登場人物の行動から共感できる場面がきっとあるはず。
読み終えると、不思議と「次に進んでみよう」という気持ちが湧いてきます。
本を選ぶとき・読むときのコツ
せっかくタイプ別のおすすめ本を見つけたなら、
ただ読むだけで終わらせるのはもったいないです。
ここでは、読書をもっと楽しむためのちょっとしたコツを紹介します!
1. 「自分のタイプ以外」も読んでみる
自分のタイプに合う本は心地いいけれど、
ときには“真逆のタイプ”の本も読んでみてください。
たとえばINTJがENFP向けの本を読むと、
思考の柔らかさや感性の広がりにハッとさせられることがあります。
2. 「全部理解しよう」としない
MBTIタイプによって、共感しやすい部分とピンとこない部分があります。
でもそれでOK。
1冊の中で「ここいいな」と思えた数ページが、
その人にとっての“学びのコア”なんです。
3. 読みながら「これは私っぽい」と思ったらメモを
気づきを言葉にすると、読書が“対話”になります。
スマホのメモでもいいので、印象に残った言葉をメモしておくと、
後から自分の性格理解がどんどん深まります📝
4. 読み終わったあと「どんな気分になったか」を味わう
知識を増やすより、「読後の気分」を感じることも大切です。
すっきりした?安心した?やる気が出た?
その感情こそが、今のあなたに必要なヒント。
読書は“心の鏡”でもあるんです✨
まとめ
本を読むって、実は“自分の中にもう一人の自分を育てる行為”なのかもしれません。
INTJなら「未来を見通す自分」、INFPなら「心に寄り添う自分」、ESFPなら「明日を楽しむ自分」。
タイプが違えば、響く言葉も、背中を押してくれる一文も違います。
でも、ページをめくる手が止まらない瞬間──
それは、あなたの性格と本の世界がぴたりと噛み合った証拠です。
この一覧から気になる1冊を選んでみてください。
読み終えたとき、「あ、これが自分かもしれない」と思えたなら、
その本はもう“あなたの性格に出会った本”です📖✨
そして、もし他タイプの本にも興味がわいたら…
それはきっと、新しい自分が目を覚ましたサインです。



