どうも、深野です。
「夜型だからダメなんだと思ってた」
これは、不眠症に悩んでいた頃の私の本音です。
夜になると頭が冴えて、朝はどうしてもつらい。
「早く寝なきゃ」「朝型にならなきゃ」という思いが次第に強くなり、どんどん自分を責めるようになっていました。
でも今振り返ると、不眠がつらかった一番の原因は、生活リズムそのものより、考え方だったと感じています。
この記事では、夜型人間の私が「これをやめたら楽になった」考え方を、正直にまとめます。
夜型=ダメ、ではない
世の中には、「朝型=健康的」「夜型=だらしない」という空気があります。
でも実際には、人には生まれ持ったリズムの違いがあります。
夜型だからといって、意志が弱いわけでも、努力が足りないわけでもありません。
ただ、社会の時間割と合っていないだけ。
この前提を受け入れられたことで、私はかなり気持ちが楽になりました。
夜型人間が不眠気味になりやすい理由
夜型の人が不眠気味になりやすいのは、体質そのものより、無理な調整をしようとすることが原因になりやすいからです。
たとえば、
- 眠くないのに布団に入る
- 早く寝ようとして時計ばかり見る
- 寝られない自分を責める
こうした行動が重なると、「眠れない → 焦る → さらに眠れない」という悪循環に入りやすくなります。
私も長い間、このループから抜け出せずにいました。
「朝型にならなきゃ」をやめた話
ある時、思い切って「朝型を目指す」のをやめました。
- 無理に早く寝ようとしない
- 眠くなるまで布団に入らない
- 起きられない日があっても責めない
これだけです。
すると不思議なことに、夜の緊張感が少しずつ減っていきました。
「ちゃんと寝なきゃ」というプレッシャーが、一番の敵だったのだと思います。
夜型のままでも楽になった考え方
私が意識していたのは、次の3つの考え方です。
- 今日は眠れなくてもいい
- 夜型でも生きていい
- 体が出しているサインを信じる
完璧にできなくても構いません。
「そう思えた日が1日でもある」
それだけで、心と体は少しずつ落ち着いていきました。
それでも眠れない夜があるときは
考え方を整えても、眠れない夜はあります。
そんなときは、「眠ろう」とするより「悪化させない」ことを優先しました。
- 無理に布団に入らない
- 刺激を減らす
- 環境を整える
考え方だけでどうにもならない部分は、行動や環境でカバーするのも大切です。
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※気持ちが落ち着いているときに、必要なところだけ読んでみてください。
まとめ|不眠は性格ではなく「相性」
夜型だから眠れないのではなく、生活と考え方の相性が合っていなかっただけ。
無理に自分を変えようとするより、少し許してあげるほうが、結果的に楽になることもあります。
不眠症は、頑張るほど治るものではありません。
今つらい人も、まずは「自分を責めるのをやめる」ことから、始めてみてください。


