どうも、深野です。
眠れない夜って、ただ眠れないだけなのに、なぜか心までしんどくなりませんか。
「早く寝なきゃ」「明日つらくなる」
そう思えば思うほど、頭は冴えていくばかりでした。
不眠症に悩んでいた頃の私は、眠れない夜をさらに悪化させる行動を無意識に繰り返していたと思います。
でもあるときから、「眠ること」を目標にするのをやめて、眠れない夜を“悪くしない”過ごし方を意識するようになりました。
この記事では、不眠症だった私が眠れない夜に実際やっていた現実的な夜の過ごし方ルーティンをまとめます。
大前提|眠れない夜は「取り戻そう」としない
まず一番大事な考え方です。
眠れない夜にやってはいけないのは、その日の睡眠を取り戻そうとすること。
- 早く寝ようと焦る
- 無理に布団に入る
- 明日のことを考えすぎる
これをやるほど、夜は長く、つらくなりました。
眠れない夜は、「今日はこういう日」と割り切る。
それだけで、体と気持ちはかなり落ち着きます。
私がやっていた「眠れない夜の過ごし方」ルーティン
① 無理に布団にいない
眠くないのに布団にいると、「布団=眠れない場所」になってしまいます。
私は、
- 眠気が来るまで布団に入らない
- ソファや椅子で過ごす
このルールにしていました。
横になる場所を変えるだけでも、気持ちが切り替わります。
② 刺激の少ないことだけを選ぶ
眠れない夜は、新しい情報や強い刺激を入れないのが大事です。
私が避けていたのは、
- SNSのタイムライン
- 感情が動く動画
- 仕事やニュース
代わりに、
- 同じ動画を流す
- 文字を追わなくていい音
- 何度も見たことのある作品
を見たり流したりしていました。
「退屈すぎるくらい」がちょうどよかったです。
③ 音で「静かすぎ」を防ぐ
無音の部屋が、逆にしんどい夜もありました。
そんなときは、
- 一定の音を流す
- 生活音をやわらかく隠す
これだけで、頭の中のざわざわが減りました。
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④ 考え事は「その場で終わらせない」
眠れない夜ほど、考え事が止まらなくなります。
私は、
- 思いついたことは紙に書く
- 「明日考える」と決めて閉じる
これを繰り返していました。
「頭の中に置いておかない」それだけでかなり違います。
⑤ 眠れなくても「自分を責めない」
一番大事なルーティンです。
- 今日も眠れなかった
- またダメだった
こうやって責めるほど、次の夜がつらくなりました。
眠れない夜があっても、あなたの価値は何も下がりません。
それでもつらい夜に意識していたこと
どうしてもしんどい夜は、「回復」より「悪化防止」を優先しました。
- 明日を完璧にしようとしない
- 最低限でOKと決める
- 体を休めることを最優先にする
眠れなくても、休めていれば意味はあります。
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まとめ|眠れない夜は「戦わない」
眠れない夜は、無理にどうにかしようとしないことが一番です。
- 眠ろうとしない
- 責めない
- 静かに過ごす
それだけで、夜は少しずつ怖くなくなりました。
今つらい人も、「眠れない夜を悪化させない」ことから始めてみてください。


