どうも、深野です。
私は新卒で証券会社に入り、約6年間働いたあと、IT業界に転職しました。
転職してから約1年が経ちますが、今感じているのは――
**「転職して本当に良かった!」**ということ。
確かに、給料は前職の約3分の2に下がりました。
でも、人生の幸福度は2倍以上になったと感じています。
今回は、転職前の悩みや環境、転職後の変化などを正直にお話しします。
「今の職場がしんどいけど、転職するのが怖い…」という方の参考になれば嬉しいです。
前職は証券会社。高収入だけど、毎日がつらかった…
私は新卒で証券会社に入社しました。
待遇は良く、給料も福利厚生も十分。でも、正直言って職場環境が合わず、毎日がストレスだらけでした。
特につらかったのはこの3点:
- 人間関係が合わなかった
- 休みづらい雰囲気
- 納得できない評価制度
① 合わない人が多くて消耗していた
とにかく人間関係がギスギスしていました。
マウントの取り合い、陰口、足の引っ張り合い…。話したことがすぐ社内に広まることもあり、気が休まりませんでした。
上下関係も厳しく、数字がすべての世界。
成果が出なければ評価も上がらず、仕事を押し付けられることも多くありました。
私は決して気が弱いタイプではありませんが、それでも「自分がどんどん弱っていく」のを感じていました。
② 休みたいのに休めない空気感
有給はあっても、自由に使える雰囲気ではありませんでした。
「周りに迷惑がかかる」「評価が下がるかも」といった圧力で、実質休みが取りづらい環境だったんです。
夏と冬に決まった長期休暇以外は、休もうと思える日がなかったというのが正直なところ。
③ 数字偏重の評価がつらかった
評価制度も「数字ありき」で、適材適所とは言えない人事が当たり前。
どんなに努力しても、数字が出なければ認められない世界に疑問を感じていました。
「もう限界」と思って転職を決意 → IT業界へ
このままでは自分が壊れると思い、転職を決意。
次の職場は**「社風」と「働きやすさ」重視**で探しました。
結果、IT業界の事務職に転職。
IT未経験だった私が選んだのは、以下のような会社でした。
転職先の決め手:
- 在宅勤務制度がある
- 未経験でも比較的給与が高い
- 福利厚生が整っている
- 面接官の印象が良かった
転職後に感じた、幸せの変化
転職して1年、今の私はとても穏やかに、前向きに働けています。
以下の3点が、特に「転職してよかった」と思える理由です。
① 職場の人がとにかく優しい
まず、人間関係がストレスフリー。
人を比較したりマウントを取ったりする人がいないので、素直に話せて安心できる環境です。
新しく入社した人にも丁寧に教える文化があり、上司も話しやすくて協力的。
「チームで働く」雰囲気が心地よく、毎日が楽しいです。
② 自分のペースで休めるようになった
休みやすさも大きな変化です。
仕事さえきちんと進んでいれば、自分のタイミングで自由に有休を取得可能。
特別休暇や振替休日も多く、プライベートの予定が組みやすくなりました。
③ 一人ひとりを大切にする社風
今の職場では、個人の意思やスキルを尊重して仕事を任せてもらえます。
自分のやりたいことや強みに合わせて異動や調整も可能で、働き方の自由度がとても高いです。
実際、私も入社後に部署異動を経験しましたが、前の職場と比べて配慮が全く違いました。
▶ 異動の詳しい話はこちら:
👉 現職で異動した話はこちら
給料は下がった。でも、今のほうがずっと幸せ
証券会社時代のほうが給料は多かったけれど、ストレスが多く、日々の生活は荒れていました。
無駄遣いも多く、気づけば物に囲まれた生活。
今は、給料が減っても心に余裕があり、生活はシンプルに。
必要なものだけに囲まれ、自分に合ったペースで働けていることが、何よりの幸せです。
「もう無理…」と思ったら、転職という選択肢もある
転職にはリスクもありますが、「今のままじゃ限界」と感じているなら、行動を起こす価値はあります。
私のように、「給料よりも心の健康を優先したい」と考えている方には、転職が人生の転機になるかもしれません。